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真宗大谷派大垣別院開闡寺は真宗大谷派(東本願寺)を本山とする別院です。

TEL. 0584-78-3362

〒503-0897 岐阜県大垣市伝馬町11番地

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 テレホン法話 2018年  

  放送日 タイトル 法 話
607 2018年11月1日〜 いのち 第7組 念瑞寺 藤原克総
 私は、ご門徒(もんと)さんのお宅でお常飯(じょうはん)(月参り)や、ご法事などの法務をさせて頂いていますが、お勤めが終わった後にだいたい言われる言葉が、「次は私の番やで、お願いしますね。」と言われますが、私はその時にこの様に言います。「分かりました。でも必ずとは約束出来ません。」と言うと「はっ?」と言う様な顔をされます。その後、私は必ずこう言います。「蓮如上人(れんにょしょうにん)が書かれた還骨(かんこつ)初七日(しょなのか)法要の最後に拝読(はいどく)する、白骨(はっこつ)御文(おふみ)の中に無常(むじょう)と書かれています。私達は常ではない世界を生きているのですから今日の夜、目を閉じて寝たとしても、次の朝必ず目を開けるなんて、そんな保証はないんです。それぐらい私達は、明日が分からない世界を生きています。だから100%約束出来ないのです。」と答えます。
 でも、私もこんな事を言っていますが、普段仕事に追われていると、明日が来るのは当たり前だと思ってしまっている自分がいて、無常の世界を生きている事を忘れてしまっています。でも、ご門徒さんと話をしていると、自分が当たり前の世界を生きているのではないと改めて、勉強させて頂いています。
 ご門徒さんのお宅のお内仏(ないぶつ)の前で一緒にお勤めをさせて頂くことは、今生きている自分は一人で生まれてきたのではなく、自分にも両親がいてその両親にも両親がいてと、ずーっといのちは今の自分に受け継がれてきているのだと、再確認させて頂ける場ではないのでしょうか。お内仏の前に座りお勤めをするのはとても大切な事です。お内仏を展示物のお仏壇にしないで、お勤めをしようじゃありませんか。お勤めが出来ないのならお内仏の前に座り、合掌(がっしょう)してお念仏を(とな)えるだけでも私はいいと思います。今ここにある自分のいのちは、一人のいのちではない事をお内仏にお参りすることで、改めて感じて頂きたいと思います。私のいのちは、私一人のものではないのですから。


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真宗大谷派大垣別院開闡寺

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