放送日 | タイトル | 法 話 | |
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552 | 2016年7月1日〜 | 第7組 念徳寺 南木尚子 | |
もうすぐ両親の三回忌を迎える。亡くして初めてわかるというが、特に母の晩年から、大切な姿を示されていたことに気付かされた。 私にとって母は決して頼りになる、尊敬できる存在ではなく、どちらかというとわがままで困った人という存在だった。そんな母だから、決して無理強いしてくることはなかったのに、母から電話が入ると仕方ないなぁという気持ちが優先していた。 ある日、毎日様子を見に来てくれる母の友人に対して母が、「あれやって」「これやって」とぞんざいに頼むところに行き会い、よその人にまでまたわがままを言っていると、母を ゆだねる力 何でも自分で 以前のようにできなくなった部分は手放していく できなくなった自分を 母の最期の生き方は、人として豊かに生き切る大切なありかただったのだ。 最期を施設で終えた父の葬儀には、友人が車いすを押して参列させてくれて、姉と弟と私の三人が乗る |
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