放送日 | タイトル | 法 話 | |
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555 | 2016年8月16日〜 | 第6組 念教寺 野村正宏 | |
昨年、父が大腸がんを患いました。その手術が行われる日、叔父や叔母が見舞いに来て、手術室に入るまで病室で付き添ってくれました。その時、病室で色々な話をしました。「どうしてこんな事になったのか、あんなに運動してお酒やタバコもやらない健康的な生活を送っている人がガンになるなんて?」と父や母に普段の生活の事などを聞いていました。 私はその会話を横で聞いていて 弔いにみえた方は挨拶もそこそこに、ご遺体と対面され遺族の方に故人が亡くなった時の様子や生前の事などを色々聞いていかれます。 「こないだまで、あんなに元気やったのに・・・」「わしも気を付けないかんなぁ」など、親しい人の死を我が事のように受けとめながら話をしているのを目にします。 「 「 「 また、「 葬儀、法事も皆さん弔いの心でお参りされていると思います。そのお参りが故人への弔いに留まらず、親しい人の死を他人事とせず、私の今後の人生をどう生きてゆくのかを仏法に訪ねる大切なご縁への導きと気付いているでしょうか。 その導きに気付いた時、葬儀、法事が故人にも私にも、大きな意味を持ってくるのではないでしょうか。 |
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