№ | 放送日 | タイトル | 法 話 |
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734 | 2024年2月1日~ | お浄土より案ぜられる私 | 第6組 西重寺 内田篤宏 |
昨年の春、祖父に当たる前住職が97歳でお浄土に 葬儀の間は 最近では門徒の方にも、生前祖父がどのようなお話をされていたのか、改めて尋ねさせていただいております。その中で、ある門徒の方が、以前祖父がこういうお話をされた、とおっしゃいました。それは「お葬式ではよく、安らかにお眠りくださいと言うが、お浄土に行って仏様になったら今度は残された人達を見守らなきゃいかん、中々ゆっくりもしていられない。」ということです。 だから、私たちも亡くなった人達に感謝してしっかり生きなければならないと言う主旨の話ではありますが、ここには浄土真宗の大事な教えがあります。 浄土真宗では、阿弥陀様のはたらきかけによって私たちはお浄土に生まれることができると教えられています。そして、お浄土に居られる方が、私たちにもお浄土に来られるようにと、はたらきかけてくださる力を 亡くなった人を思い、手を合わせること、言葉を思い出すこと、自分が今生きていることを思うこと。これらはすべて亡き人を通じて現れる、阿弥陀様のはたらきなのです。人との関わりはすべて仏縁なのだと、改めて感じられました。 |
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