№ | 放送日 | タイトル | 法 話 |
---|---|---|---|
739 | 2024年4月16日~ | 花まつりにおもう | 大垣教務所員 |
今月は、お釈迦さまのご誕生日にちなんだ花まつりがあちこちで営まれます。この花まつりは、 さて、親鸞聖人はお釈迦さまのご誕生について、どのように受け止めておられたのでしょうか。これについてお書きになっておられませんので、直接に知ることはできませんが、聖人の著作を拝読しておりますと、つねにお釈迦さまと阿弥陀如来 これは親鸞聖人がおつくりになったご また、 釈迦・弥陀・十方の諸仏、みなおなじ かげのかたちにそえるがごとくして、はなれたわまず (『真宗聖典 第二版』728頁) と、いつでもどこでも必ず救うとはたらいてくださっている願心を光と影の関係にたとえられ、お念仏の生活をされる信心の人を「釈迦如来は、『わがしたしきともなり』とよろこびまします」と『仏説無量寿経』の一節をお引きになって、お釈迦さまのお このたびは、お釈迦さまの誕生の物語とともに営まれる花まつりをご縁として、宗祖親鸞聖人のお心の、ほんの一端ではございますが確かめさせていただきました。今年もまた親鸞聖人と同じように、お釈迦さまのお覚りによって阿弥陀如来のはたらきを受ける身をいただいたありがたさと、「天上天下唯我独尊」の言葉に示される「私たち一人ひとりが、誰とも代わることのできない存在であり、そして、そのままに尊いいのちを生かされているというとても大切なことを教えていただきました。 |
〒503-0897
岐阜県大垣市伝馬町11番地
開所時間 9:00~17:00
(毎月第1、3日曜日 事務所休)
納骨堂参拝 9:00~16:00
TEL 0584-78-3362
FAX 0584-78-3328
E-mail kaisenji@ogaki-gobosan.net