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真宗大谷派大垣別院開闡寺は真宗大谷派(東本願寺)を本山とする別院です。

TEL. 0584-78-3362

〒503-0897 岐阜県大垣市伝馬町11番地

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 テレホン法話 2025年  

 № 放送日 タイトル 法 話
758 2025年2月1日~ 外見と内面 第13組 浄蓮寺 棚橋宏昭
 私は住職になり12年が経ちます。皆さん僧侶(そうりょ)と聞くと、どんな容姿を想像しますか、世間のイメージでは丸坊主だと思いますが、私は髪の毛が長いです。
 先日もコンビニで出会った小さな子どもに「おさむらいさんがいる」と指をさされました。
そんな私ですが結婚するまではファッションの一部として丸坊主にしていました。
 ある日妻に「髪の毛を伸ばしてみれば」と提案され、なんとなく伸ばしてみることにしました。
 数年が経ち髪を結える様になった頃私たち夫婦に子どもが授かりにくい事がわかりました、浄土真宗の僧侶としてゲン担ぎはあまり好ましくはないと思いながら子供が授かるまでは、髪を切らないと決意し法務に励みました。
 当初は「僧侶なら坊主頭にしろ」という意見が多く中々認めてもらえませんでしたが、少しずつ外見を気にせず向き合って下さる門徒さんが増えてきました。また、初めて会う方には一度で顔を覚えていただけ、今では名刺代わりになっています。
 親鸞聖人の残された教えに「賢者(けんじゃ)(しん)は、(ない)(けん)にして、()()なり。愚禿(ぐとく)(しん)は、(ない)()にして、()(けん)なり」〈愚禿鈔〉この文章は、外見と内面の矛盾、真の教えは形式や外見ではなく、心に宿るものであるという意味が込められています。
 人は外見で様々な事を勝手に判断しがちですが、私はその人の内面と向き合い、共に親鸞聖人の教を聞きお念仏をいただいていきたいと強く思いました。


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真宗大谷派大垣別院開闡寺

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岐阜県大垣市伝馬町11番地
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(毎月第1、3日曜日 事務所休)
納骨堂参拝 9:00~16:00

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